ChallengeHubの目標の一つは、教員の負担を減らすことです。

このことは当初から目標にしていました。例えば、管理画面はデザインを工夫することで、チャレンジの作成・編集・更新を簡易化し、各科目のコースの中でチャレンジを整理するのも簡単になりました。

しかし、教員の負担が大きい理由の中で一番重要なのは重複作業です。多くの大学では、毎年様々な教師によって各科目の資料が新しく準備されています。その理由は単純です。教師が作業の成果を共有する仕組みが存在しないからです。

世界規模だと、教員の時間は多くはこの重複する作業に費やされており、高等教育の効率が悪い重要な理由の一つだと言えます。この無駄な重複を排除できれば、教員の負担を世界規模で減らすことができ、教育の質を少しずつあげることも可能でしょう。

ここが、ChallengeHubの機能が重要になってくるところです。

Challenge Universeの実装が始まりました。Challenge Universeは、教師が作ったチャレンジの共有と、他の教師のチャレンジの検索を可能にしました。これは教師がコースの流れを決める際、チャレンジを新しく作成するのではなく、既存のチャレンジを利用することを可能にし、重複作業を減らすことができます。

それに続き、「Course Universe」という便利な機能を紹介したいと思います。Course Universeはコースを丸ごと共有することを可能にします。

利点は明白で、ある科目を新しく教えることになった教師が、他の教師が共有したコースを利用することで効率的に教えることができることです。インポートしたコースはチャレンジを追加・排除など、自分のニーズに合わせることができます。本来数週間かかる準備は数時間になります。

コースをインポートすることで、そこに入っている全てのチャレンジも一緒にインポートされるので、Challenge Universeよりも大きな効率化を図れます。教師はチャレンジ単位で共有できていたのですが、Challenge Universeではそこもスピードアップさせ、チャレンジ10件、100件を一気にインポートできるようになりました。

しかし、コースを共有するというのはそこに含まれているチャレンジを共有するだけではありません。生徒のチーム分けの仕方やチャレンジのスケジュールも一緒に共有されるので、コースのアクティブラーニングに関係する設定など全てが共有されると言えます。教師によるコースの企画全てが共有可能になっているのです!この機能で教員の負担を減らすことができれば幸いです。また、この機能でアクティブラーニングがより活性化され、教育全体の土台となれば嬉しいです。

ChallengeHubが成長すると共に、教師のコース準備が簡単になっていきます。お知り合いの教師にぜひお話しください!今すぐアカウントを取得できるので、あっという間にコース登録やコース共有ができます。続々増えている、高品質の教材を共有している教師陣と一緒に未来に踏み込みましょう!

Tim Emiola

エミオラ・ティムは熟練のテクニカルリードであり、新しいチャレンジに挑むことを好むフルスタックエンジニアです。
XooglerでありChallengeHubの共同創設者です。